新型フォレスターアドバンスとプレミアムを比較！あなたはどっち派？

アドバンスとプレミアムの最大の違いは、

ハイブリッドかガソリン。

アドバンスは2.0ℓのエンジンにモーターを組み合わせた「e-boxer」というシステムを搭載したハイブリッド車です。

一方プレミアムは、2.5ℓのエンジンが搭載されているガソリン車になります。

このハイブリッドかガソリンかの違いによって、

「価格、性能、燃費、デザイン」

など変わってきます。

アドバンスかプレミアムかで悩まれている方は、この違いが大きく左右するのではないでしょうか？

「どっちのモデルが自分には合っているのだろう…」

そんな悩みを解消すべく、この記事では新型フォレスター”アドバンス”と”プレミアム”の違いを徹底的に調査してまとめました！

ぜひ、ご覧ください。

【新型フォレスター】アドバンスとプレミアムの価格を比較

グレード	本体価格(10％税込)
アドバンス	3,157,000円
プレミアム	3,080,000円

アドバンスとプレミアムとの車両価格の差は77,000円です。

やはりハイブリッドのアドバンスが少し高い設定になってますね…

しかし、ここで忘れてはいけないのがエコカー減税の存在です！

新型フォレスターはアドバンスだけ、エコカー減税の対象車なんです！

	プレミアム	アドバンス
自動車税(翌年度)	43,500円 減税なし	18,000円 (50％減税)
自動車重量税	49,200円 減税なし	22,500円 (25％減税)
環境性能割	50,400円 (2％課税)	0円 非課税
税額合計	146,700円	40,500円

必ず必要となる税金の費用は、プレミアム146,700円、アドバンス40,500円。
その差はなんと、106,200円です！

エコカー減税バンザイ！(笑)

エコカー減税についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ

【2019】新型フォレスターのエコカー減税・自動車税の最新情報！

アドバンスとプレミアムの見積もり比較

費用	プレミアム	アドバンス
本体価格	3,080,000円	3,157,000円
自動車税※	18,000円	15,000円
環境性能割	50,400円	非課税
自動車重量税	49,200円	22,500円
自賠責保険	36,780円	36,780円
その他諸費用	40,000円	40,000円
リサイクル料	10,910円	10,910円
本体+諸費用合計	3,285,290円	3,282,190円

※新車購入時の自動車税は、新車を購入した翌月～3月までの税金が課せられます。
表の見積もりは、10月にフォレスターを購入した場合の、翌月11月～3月までの5回分の税額です。

新型フォレスター”アドバンス”と”プレミアム”の見積もりを比べてみると、、、

あくまで見積もりですが、アドバンスが3,100円安い！！

アドバンスはさらに、翌年の自動車税が減税されるので、もっとお得になります。

これは、アドバンスかプレミアムか悩むのも無理ないですね…

【新型フォレスター】アドバンスとプレミアムのエンジン性能を比較

引用：https://www.subaru.jp/forester/forester/driving/2.5engine.html

アドバンスとプレミアムのエンジン性能の最大の違いは、

排気量の大きさと、モーターの有無です。

■エンジンスペック

	プレミアム	アドバンス
排気量	2.5ℓ	2.0ℓ
最高出力	136(184)/5800	107(145)/6000
最大トルク	239(24.4)/4000	188(19.2)/4000

■モータースペック

	プレミアム	アドバンス
最高出力	ー	10(13.6)
最大トルク	ー	65(6.6)

アドバンスは、2.0ℓエンジン+モーターのハイブリッドシステム「e-boxer」搭載車です。

この「e-boxer」の特徴は、モーターはあくまでアシストのマイルドハイブリッドです。

ですので、スペック表の数値を見る限り、モーター出力の数値(10KW)は低く感じていまいます。。。

とはいえ、その性能はとても優れています！

・発進時はエンジンを停止させてモーターのみで走行。

・加速や中速走行時はエンジン+モーターアシスト走行

・高速走行時はエンジンのみで走行。

などなど、少ないモーター出力でもハイブリッドとしての役割はちゃんと果たしてくれています。

一方、2.5ℓガソリンエンジンのプレミアムは、アドバンスよりも0.5ℓ排気量が大きいので、そのぶん馬力があり、走行シーンによってはそのパワーを発揮します。

例えば、高速道路などの走行シーンでは、排気量の大きくて馬力のあるプレミアムは、排気量の小さいアドバンスよりも、比較的少ないパワーで走行することができます。

少ないパワーで走行できるという事は、アクセルを踏み込まずにすむので燃費の向上にも繋がります。

また、峠道や悪路などの走行シーンでは、排気量の大きいプレミアムは優れた走破性が期待できます。

プレミアムはアウトドアなど、アクディブな運転を楽しみたい方には向いています。

一方、街中での運転が多い方は、モーターアシストのアドバンスが向いていると言えるでしょう。

【新型フォレスター】アドバンスとプレミアムの燃費を比較

	プレミアム	アドバンス
WLTCモード	13.2km/L	14.0km/L
市街地	9.6km/L	11.2km/L
郊外	14.6km/L	14.2km/L
高速道路	16.4km/L	16.0km/L

2018年10月以降に登場した車は「市街地、郊外、高速道路」の3つの走行モードと、その3つの走行モードを平均した「WLTCモード」がカタログに表示されるようになって、実際の燃費がイメージしやすくなりました。

カタログ燃費から比較すると、以下のようになります。

市街地では、
・アドバンス（+1.6km/L）

郊外では、
・プレミアム（+0.4km/L）

高速道路では、
・プレミアム（+0.4km/L）

3つの走行モードの平均値では、
・アドバンス（+0.8km/L）

信号や渋滞の多い市街地ではやはり、モーターアシストのアドバンスが良いですね。

スピードが出せる郊外や高速道路では、排気量が大きくて馬力のあるプレミアムが良いです。

平均的に見ると、アドバンスの燃費が良いです。しかし、これはあくまで平均です。

新型フォレスターを使用する用途によって、アドバンスかプレミアムか選び方は大きく左右されます。

例えば、

・渋滞が多い都会

・高速を頻繁に利用する

・アウトドアで利用する

などなど。

あなたはどのタイプでしょうか？

カタログ燃費の数値を見る限り、

渋滞の多い都会での運転が多い方は、モーターアシストのアドバンス。アウトドアによく行かれる方や、高速道路などの利用が多い方は、プレミアムを選んだ方が合理的といえるのではないでしょうか。

アドバンスとプレミアムの実燃費(口コミ)

新たにWLTCモードが導入されて燃費のイメージがしやすくなった新型フォレスター。

しかし、イメージしやすいとは言っても、人それぞれ走行する条件も違いますし、実際の燃費はある程度のあいだ乗ってみない分かりません。

実際の燃費を知るためには、普段からフォレスターに乗っている方々の声を聴くのが1番！

ということで、実際にフォレスターに乗っている方々の”口コミ”を調査してみました。

アドバンスとプレミアムに分けて紹介するのでご覧ください。

■アドバンスの口コミ

・今までの平均はで13.3km/L。4WDとしては素晴らしいと思います！

・今のところ高速で14キロ、街中で9～11くらいです。

・街乗りでリッター11km程度、高速道路と半々で13.7kmを記録しました。

引用：https://review.kakaku.com/review/K0001054805/GradeID=40480/#tab

■プレミアムの口コミ

・市街地で10km/l、高速で16から18km/l程度でしょうか。

・高速と一般道路半々ですが燃費は11半ばとまずまずです。

・郊外通勤路往復約20kmで平均12キロメートル前後、高速道路中心ですと15キロメートルから18キロメートル位表示されます。

引用：https://review.kakaku.com/review/K0001054805/GradeID=40478/#tab

口コミでの燃費の平均値は、以下のようになっています。

	プレミアム	アドバンス
平均	11～12km/L	12～15km/L
市街地	8km/L	12km/L
郊外	10km/L	12ｋｍ/L
高速道路	16.5km/L	15.5ｋｍ/L

平均値では、ややアドバンスの燃費が良いようです。

しかし、ハイブリッド車のアドバンスと、ガソリン車のプレミアムとの燃費の差にそれほど違いはないので、アドバンスのモーター出力の小ささには納得できます。

口コミを見る限り、市街地、郊外、高速道路などバランスよく走行する場合はアドバンスの方が良さそうです。頻繁に高速道路や峠道など走る場合はプレミアムを選んだ方が合理的ですね！

【新型フォレスター】アドバンスとプレミアムの外装＆内装を比較

アドバンス、プレミアム、両車とも新型フォレスターの上級グレードだけあって、外装や内装にそれほど違いはありませんが、ほんの少しだけ違いあるので紹介します。

外装の違いを比較

引用：subaru.jp/forester/forester/grade/grade.html#grade1

■フロントグリル＆フォグランプカバー

プレミアム	アドバンス
無塗装ブラック+ メッキ	ピアノブラック調塗料+ メッキ

■ドアハンドル

プレミアム	アドバンス
カラード	メッキ

■フロント＆リアバンパーガード

プレミアム	アドバンス
ー	シルバー加飾

■サイドクラッディング

プレミアム	アドバンス
〇	〇(シルバー加飾)

■ライセンスランプ

プレミアム	アドバンス
〇	〇(LED)

■e-boxerオーナメント

プレミアム	アドバンス
ー	サイド、リア、エンジンカバー

■ドアミラー

プレミアム	アドバンス
カラード	サテンメッキ

■ホイール

引用：www.subaru.jp
(左：プレミアム、右：アドバンス)

・18インチアルミホイール
(ダークメタリック塗装+切削光輝)
デザインの違い。

アドバンスの外装はプレミアムに比べるとメッキやシルバー加飾が多いですね！

内装の違いを比較

引用：subaru.jp/forester/forester/design/interior.html

■センタートレイ

プレミアム	アドバンス
シルバー塗料	アルミ調

■運転席シート自動後退機能

プレミアム	アドバンス
ー	〇

■カーゴフロアマルチボックス

引用：subaru.jp/forester/forester/utility/utility.html

画像左：プレミアム
画像右：アドバンス

内装はほどんど違いはありません。

しいて言うなら、「運転席シート自動後退機能」とオプションで選べる「ブラウンレザーシート」の存在ではないでしょうか。

運転席シート自動後退機能は、ドライバーがドアを開けると自動的にシートが後退し、スムーズに乗車できる機能です。

この機能は、アドバンスのみ標準で装備されており、プレミアムではオプションでも取り付けることができません。

本革シートのカラーは、プレミアムはブラックのみで、アドバンスはブラックorブラウンのどちらか選択できます。

アドバンスとプレミアムの内装については、こちらの記事で詳しく紹介してます。

フォレスターアドバンスの内装をチェック！人気シートはブラウン？

【新型フォレスター】アドバンスとプレミアムの安全装備を比較

近年、交通事故が減少している背景には、自動車の安全性能の向上が関係しているのではないでしょうか。

それに伴って、どの自動車メーカーも安全装備には力を入れています。

新型フォレスターも最先端の安全装備「アイサイト」が搭載されて、追突事故発生率が非搭載車と比べて84％も減少しました。

引用：subaru.jp/forester/forester/safety/safety2_1.html

これは凄いですね！

この安全装備のアイサイトは、アドバンスもプレミアムも標準で装備されていますが、アドバンスにはさらに「ドライバーモニタリングシステム」という先進機能が搭載されています！

「ドライバーモニタリングシステム」はアドバンスだけ

引用：subaru.jp/forester/forester/safety/safety2_3.html

ドライバーモニタリングシステムは、ドライバーがクルマに乗り込むと、車内に取り付けられている高性能カメラがドライバーの顔を認識し、「警告機能」と「おもてなし機能」の2つの機能で安全運転をサポート。

■警告機能

運転中のドライバーの顔の表情を認識します。よそ見や居眠りなど、安全運転に支障がある場合は警告音と表示でドライバーに危険を知らせてくれます。

■おもてなし機能

ドライバーがクルマに乗り込むと、あらかじめ設定しておいたシートポジションやドアミラーの角度を、その人に合わせて自動的に調節します。こちらの機能は最大5人まで登録できます。

「ドライバーモニタリングシステム」はアドバンスを選んだ人だけの特権です！

【新型フォレスター】アドバンスとプレミアムの評価

アドバンスを選んだ人。プレミアム選んだ人。

なぜ、そのグレードを選んだのでしょうか？

どこが気に入ったのでしょうか？

とても気になるところなので、アドバンス・プレミアム、それぞれ購入された方々はどういった評価をされているのか調べてみました！

■アドバンスの評価

・安全装備、快適装備、なんちゃってハイブリッドなどを考慮すれば他車と比べて良心的な価格設定だと思います。

・ブラウンレザーの見た目、モニターリングシステム先進性、市街地のストップ＆ゴーを考えて、advanceを選択しました。

・自分の場合は街乗りなのと外装がいいアドバンスにしましたが、郊外の方はプレミアムかx-breakがいいでしょうね。

引用：https://review.kakaku.com/review/K0001054805/GradeID=40480/#tab

アドバンスを選んだ人は、渋滞の多い市街地を頻繁に走行するという人が多くみられました。その背景には、「eｰboxer」のハイブリッドシステムを最大限に活かせるという理由があるようです。
その他にも、アドバンスのブラウンレザーやドライバーモニタリングシステムの存在も大きいみたいですね！

■プレミアムの評価

・2.5Ｌにして良かったと思います。以前はパワー不足でしたが、スタートから前に出ますし、走行時もエンジンは静かでゆとりがあります。

・2.5ノンターボでも街乗りから高速、峠と全く不満ありません。大人しくも元気にも走れ、普通の使い方では不満はないと思います。

・グレード選びは、悩みました。2.5NAは、見た目の好みでpremiumと決めていたのですが、価格はadvanceとほとんど差がなく装備面、税制面等悩みました。しかし4～5人で乗車する機会が多くキャンプも行くため、更に車重が重くなりモーターアシストがない時2.0NAパワーのadvanceではパワー不足を感じると思ったので常時2.5NAのpremiumを選びました。結果我が家には、premiumで良かったかなと思っています。

プレミアムを選んだ方は「走りの良さ」が決め手になった方が多くいました。

峠道や高速道路を頻繁に走行される方も、プレミアムを選んでいるようです。

【新型フォレスター】アドバンスとプレミアムの比較まとめ

【新型フォレスター】アドバンスとプレミアムの比較について、紹介させていただきました。これでアドバンスとプレミアムの違いについては、ざっくりと分かったのではないでしょうか？

走りの違い以外は、全体的にアドバンスが優れていると言えます。

車を比較するうえで、

価格、性能、燃費、デザインなどなど、とても大切なチェックポイントです。

車種ごとの微妙な違いも、後で知ると後悔に繋がることもあるので、車選びはしっかりと細かな個所もチェックしましょう！！

長い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました！